10年間ほど言語聴覚士(ST)として飲み込みや言葉の訓練のプロとして仕事をしていました。
現在は、言語聴覚士でありケアマネージャーであり、現場の介護スタッフとして介護施設で働いています。
このブログでは、介護・医療職が悩みがちな
○臨床(言語聴覚士の専門の1つである摂食・嚥下を中心)のこと
○お金に関係すること
○職場の人間関係について
について発信しています。
今回は、使わないと損‼ふるさと納税について解説。個人的に良かった商品についても紹介します。

1 ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、本来は住んでいる自治体に納めるはずの税金(住民税)を、任意の自治体に寄付することで、住民税や所得税が控除される仕組みです。寄付したお金に応じてその自治体がお礼の品として様々な返礼品を受け取ることができます。
下記のグラフはふるさと納税ガイドに記載されている利用者の推移ですが、ふるさと納税開始時の2008年より利用する人は年々増えています。制度を利用したことがない人でも聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。
ふるさと納税ガイドより引用
そして、ふるさと納税の一番のメリットは、寄附金額の2,000円を超える部分については所得税と住民税から、原則として全額が控除されるところにあります。例を挙げると、北海道紋別市に10000円寄付すると、お礼の品としてオホーツク産のホタテ1kgをもらう事ができ、自己負担額2000円で済む。つまり2000円でオホーツク産のホタテ1kgを購入しているのと同じ状況というわけです。
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例としてホタテを挙げましたが、各自治体で様々な返礼品が準備されているため、普段使用している日用品からちょっとした高級食品まで自分が欲しいものを選択することができるのです。
知らなければ住民税をただ払うだけですが、知っている人からすると誰でも使えるお得な制度で利用しない手はありません。もし、まだ利用したことのない人は節税対策になりますし、是非活用してみて下さい。

2 ふるさと納税を利用するために知っておくべきこと2つ
ふるさと納税を利用するために知っておくべきことを2つ紹介したいと思います。
1つ目は寄附する自治体やお礼品を見つける前に「自分がどれだけ寄付することができるのか?」を事前に調べておくことです。ふるさと納税の上限額と言うのは年収などによって細かく決まっており自分がどこに該当するかで最大限税金の控除という恩恵を受けられるからです。例えば年収400万で配偶者なし(もしくは共働き)の場合は42000円分返礼品を受け取ることが出来るのですが、10000円の寄付しかせずに10000分の返礼品しか受け取らなかった場合はふるさと納税の制度を最大限利用できてるとは言えません。
ふるさと納税制度を最大限利用するためにも、自分がどの上限額なのかは把握しておきましょう。上限額については下記のサイトをご参照ください!
ふるさと納税を利用するために知っておくべきことの2つ目はふるさと納税が2つ目は期限についてです。
ふるさと納税をするときの寄付金控除は、1月1日から12月31日までの1年単位で受けることになります。そのため、今年の所得に対する寄付金控除を受けるためには、その年のうちに納税の寄付を完了しておく必要があるのです。
逆に言うと1月1日から12月31日までは年間を通じて、何度でも申し込みすることができます。年末に寄付をする場合は、年を越さないようにというところは十分気を付けましょう。
3 おすすめの商品ベスト5
私は楽天を使ってふるさと納税をしています。ここ数年は毎年ふるさと納税を活用して返礼品をもらっています。その中で、これは良かった!というものを5つ紹介したいと思います。
1つ目は鹿児島県志布志市の返礼品でウナギのかば焼き5尾(800g以上)で楽天ランキングの1位(すべてのお礼の品総合ランキング)でもあります。
ふるさと納税でウナギを返礼品としている自治体は他にもありますが、その中でも人気が高いだけあって、大きさ、味、柔らかさなど最高でした。25000円の寄付ですが、実質2000円以下で購入できるようなものなのでそう考えると、普段は食べない高級ウナギを年に1回食べるのもいいですよね。
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2つ目は岩手県花巻市の返礼品である厚切り牛タン1kg!焼き肉に行くのもいいですが、自宅のホットプレートを使って家族みんなで厚切り牛タンを食べるのも最高ですよ♪
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3つ目は熊本県高森町の返礼品である新米の阿蘇だわら16kg!甘味があってとっても美味しいお米でした。普段はなかなか新米を食べない方もふるさと納税の制度を使えば一定期間は新米を食べられます。
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4つ目は兵庫県加西市のアラジン グラファイトトースターです。人気の高級トースターです。朝食のパンを美味しく焼くのに大活躍しています。
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日用品として重宝するのがティッシュペーパー。60箱もありお得感があります。衛星商品の中でも上位ランキングです。
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まとめ
今回は、知らないと損しているともいえるふるさと納税について解説しました。自分が応援したい自治体に寄付するもよし。食べたいものを返礼品として受け取るのもよし。日用品の足しにしてもよし。まだ使ったことのない人は是非、活用してみてください。