こんにちは。ST介護士のナカマル@NBTKST2222です。
10年間ほど言語聴覚士(ST)として飲み込みや言葉の訓練のプロとして仕事をしていました。
現在は、言語聴覚士でありケアマネージャーであり、現場の介護スタッフとして介護施設で働いています。
このブログでは、介護・医療職が悩みがちな
○臨床(言語聴覚士の専門の1つである摂食・嚥下を中心)のこと
○お金に関係すること
○職場の人間関係について
について発信しています。
国が投資を推奨!?iDeCoのメリット・デメリットについて解説します。
iDeCoとは!?
iDeCoとは「個人型確定拠出年金」の愛称であり、老後資金を自分で積み立てる年金制度のことを指します。iDeCoは自分が拠出した掛け金を、自分で選んだ商品で長期にわたって運用することで、老後資金を効率的に準備できるように国が推奨しています。
NISAやつみたてNISAと同様に国が優遇している制度なので積極的に利用したいところです。とはいっても
・iDeCo!?よく分からない?
・iDeCoって投資でしょ?投資なんて危ないよ
・iDeCoで絶対増えるならいいけど減るかもしれないんでしょ?
って考えている人も多いのではないでしょうか。ということでここからiDeCoのメリットとデメリットについて解説したいと思います。
iDeCoのメリット3選
①減税
iDeCoをする上で最大のメリットは減税です。
iDeCoで支払った掛金は、全額が所得控除の対象になるので1年分のiDeCoの掛金を差し引くことになるため所得税や住民税の負担が減るのです。
また、運用中に増えた利益に税金がかからないのもメリットの1つです。通常、投資信託などの資産は約20%の税金がかかります。
しかし、iDeCoの制度を利用して購入した商品はには税金がかかりません。そのため、より効率的に老後の資金を貯めることができるのです。20%税金が掛けられるのと、全くかからないのでは投資額が増えれば増えるほど大きな差となっていきます。
②少額から始められる
NISAやつみたてNISAもそうでしたが、少額から購入できるのも大きなメリットの1つです。5000円から1000円単位で積み立てることができます。
iDeCoで取り扱われている投資信託は、ほとんどの購入手数料がかかりません。信託報酬に関してもコストが低いものが厳選されているというのもメリットですね
③金融機関に預けておくよりも利益率がいい
ご存じと思いますが、日本は歴史的な低金利が続いています。金融機関に預けていても普通預金の金利は年0.001%が一般的です。iDeCoを利用して掛金を運用し積み立てることで、定期預金など固定金利の金融商品を購入するよりも多くの老後資金を貯められる可能性があります。
iDeCoのデメリット
iDeCoの最大のデメリットは60歳まで引き出せないことです。自分で積み立てたお金なのに自由に引き出せないなんて・・・という方もいらっしゃると思います。
このようなデメリットが存在するのiDeCoができた制度が背景が関係しています。
iDeCoはもともと、老後の資産形成を自分の努力によって公的年金を補完しましょう‼という目的で誕生しました。そのため老後前に現金化できないように設定してあるのです。その代わりに上記にも記載している大幅な税制優遇があるのです。
まとめ
今回はiDeCoのについて解説しました。iDeCoのメリット・デメリットをそれぞれ考えたうえで実際に利用したがいいか考えましょう。個人的には先につみたてNISAやNISAの制度を使用した上でもう少し積み立てたい人がiDeCoを検討してみてはどうかと思ってます。また、60歳まで積み立てた資産を引き出せないリスクを考えると、少し生活に余裕がある人が利用しやすいのではないかと思います。
ただ、考え方によっては、60歳まで引き出せないので「少しだけなら」という気持ちで使ってしまう可能性はなくなります。老後の不安軽減を優先させたい!と考える人であればiDeCoの制度は積極的に使っていきたい制度と言えると思います。
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