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ナカマルの自己紹介

こんにちは。ST介護士のナカマル@NBTKST2222です。

10年間ほど言語聴覚士(ST)として飲み込みや言葉の訓練のプロとして仕事をしていました。

現在は、言語聴覚士でありケアマネージャーであり、現場の介護スタッフとして介護施設で働いています。

このブログでは、介護・医療職が悩みがちな

○臨床(言語聴覚士の専門の1つである摂食・嚥下を中心)のこと

○お金に関係すること

○職場の人間関係について

について発信しています。

このページではナカマルの自己紹介をしたいと思います。

現在は、言語聴覚士でありケアマネージャーであり、現場の介護スタッフとして介護施設で働いていますが、なぜ介護施設で働くようになったのか?今後どのような活動をしていくのかなどについて記載しています。暇な人は読んで下さいm(__)m

1 専門学生編

言語聴覚士の資格を取得するには専門学校か4年制大学もしくは大学院を卒業して国家資格を取得する必要があります。そのため、私も3年間の専門学校に通いました。

ところで、言語聴覚士という仕事は今でこそ、多くの介護・医療従事者に知られるようになりましたが、10年ほど前は理学療法士や作業療法士と比較してその名称はほとんど知られていなかったように感じます。

ここでそれぞれのリハビリの資格について簡単に説明したいと思います。

 

2 国試浪人編

国試浪人中とは言えずっと働かずに1年間勉強ばかりしている選択はありませんでした。そのため、資格をとった後に少しでも役に立てればとの思いで新規オープンして2ヶ月ほどしか経っていないグループホームで働くことになります。

この時に8か月間という短い期間とは言え介護の現場で働いたことは非常に大きな経験になりました。グループホームは認知症専門の介護施設でもあるため、認知症の方とのコミュニケーションの基礎をしっかり学ぶことができ、それが翌年以降の言語聴覚士として働くときも活かすことができたのです。

3 言語聴覚士編

A病院

無事、言語聴覚士の資格を取得した後はA病院でSTとして勤務することになります。この時の病院は100床にも満たない小規模の病院でありリハビリスタッフは十数人。STは先輩が1人いましたが、就職してまもなく産休&育休に入られたため、実質STは1人で働いていました。

今思えば、かなりずさんなリハビリをしていたなぁと思います。1年目にして県士会活動に参加しながら、県の学術集会にて症例発表もしました。

指導して頂けるSTが同じ職場にいなかったため、別の病院のSTと連絡を取って指導をしてもらい四苦八苦しながら抄録とスライドを完成させました。発表に関しては、振り返るとかなりひどい内容でしたが、今となってはいい経験だったと思います。

A病院に1年8か月勤務した後(病床数縮小に伴い)、A病院勤務時より気にかけてくれていたSTから声を掛けてもらい、すぐ近くにB病院に就職することになります。

B病院

B病院は150床の病床数があり、急性期から療養病棟まであありました。またリハビリスタッフも50人ほどおり、STも私以外4人いたためSTとしての知識や経験をかなり積むことができました。

介護スタッフ向けの勉強会や出前講座、学会発表、小児のリハビリなどA病院ではやってこなかったことをたくさん経験したことで自信も深まりました。またこのころから、日本離床研究会(現在の日本離床学会)、日本言語聴覚学会など規模の大きな研修や学会に参加する頻度も増えてSTの楽しさを強く感じるようになったのもこの時期です。

また、病院にいると介護保険のことを学ぶことが少ないと感じており、この時にケアマネージャーの資格を取りました。

B病院で5年間勤務した後は県外のC病院に再就職しました。C病院は300床と今までで最も大きな病院であり、緩和ケア病棟の20床を除くとすべて急性期病棟でした。毎日STの処方が出され1日に新患7人を対応しながら5人が退院するなど、入退院の数がA病院、B病院と比較するとかなり多いのが特徴でした。

C病院

C病院で急性期のSTとして働いていた一方で、国試浪人中に仕事をしていたグループホームより声を掛けていただき、生活機能向上連携加算のため、月に1回グループホームと同法人のデイサービスに訪問したり。摂食・嚥下の勉強会を開いたりするようになり、急性期医療と介護の現場の2刀流で働くようになりました。

C病院で働き始めて1年半ほど経過した時に、介護施設の方から新しく小規模多機能型居宅介護とグループホームをオープンするから立ち上げから一緒にやってみないかと声をかけていただきました。

この時C病院からは翌年からSTの主任として働いてほしいとの依頼を受けたばかりでした。C病院で急性期のSTして仕事をするのは非常に楽しく、不満があったわけではありませんが、STとしてのみでなく、介護・医療従事者として幅広く仕事をしたいという気持ちが強くなり、C病院を退職。国試浪人中に働いていた介護施設に再就職することにしました。

4 介護施設編

介護施設では、小規模多機能型居宅介護がオープンするまでの間、法人内のグループホームやデイサービスで施設ケアマネや介護スタッフ、機能訓練指導士として働きながら小規模多機能居宅介護のオープン準備のためのチラシ作り、パンフレット作成、ケアマネージャーとしての勉強をしました。ケアマネとしては完全にペーパーケアマネだったので介護保険について改めて学ぶ必要がありました。

また、このころから、介護についての情報収集と、STしての経験を介護・医療従事者向けに発信を目的にツイッターを開始しました。

そして2021年より無事に小規模多機能型居宅介護がオープン。ケアマネと現場の介護業務を兼務しながらSNSを通して摂食・嚥下についての情報発信を継続中です。

5 今後の活動について

今後の活動については、介護の現場で働きながらSTとして働いてきた知識と経験を発信していきたいのと、オンラインを通して色んなセラピストや介護・医療従事者と関わっていきたいと思っています。

今の職場ではセラピストは私1人ですが、今の時代、SNSを通じて全国のセラピストと関わりを持つことができます。実際にツイッターにてSリハ塾(言語聴覚士の情報発信チーム)のクリエイターに声を掛けていただき、YOUTUBEでも情報発信を行っています。ぜひ、視聴して頂けたらと思います。

Twitter  ナカマル@STケアマネ(@NBTKST2222) / Twitter

Instagram ナカマル@ST介護士×ケアマネ(@stkaigoshi) • Instagram写真と動画

YOUTUBE  Sリハ塾(SSSリハビリテーション塾) – YouTube

 

その他、介護スタッフ向けに摂食・嚥下についての講演会なども開催していきたいと思っています。介護と医療の現場を両方経験しているSTはまだ数が少ないと思うので、自分自身の経験を活かした情報発信をしていきます。

 

 

ABOUT ME
ナカマル
ナカマル
現在グループホームでST(言語聴覚士)兼介護士として働いているナカマルです。 3か所の急性期~生活期の病院を経験した後に、小規模多機能型居宅介護でST×ケアマネ×介護で働いている。 介護・医療職が悩みがちな臨床・お金・人間関係に関連する記事を発信中。 ツイッター、インスタ、公式LINEもよろしくお願い致します。
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